
ボカシとは
@「ボカシ肥」とは、農業や園芸分野で使われている用語で、油かすや米ぬかなどの有機質肥料に山土や粘土、もみがらを混ぜて発酵させた肥料のことをいいます。土やもみがらなどで肥料分を薄め、さらに醗酵させてぼかすところから、ボカシといわれており、濃度障害が出にくく安定した肥料効果が現れます。
Aボカシの材料は米ぬか、もみがら、油粕、魚粉、骨粉、カニガラ粉などに糖蜜、EM1号(有用微生物群)を混和し、発酵させてから乾燥させたものです。この中でも、米ぬかと糖蜜は、大切で微生物ノエサ(基質)になります。
■用意するもの
密封容器(無ければ厚手のビニール袋)・計量カップ・材料を混ぜるために大きいタライまたはシート・ショウロなど
◆材料の一例
米ぬか…4kg、油粕…1.5kg、お湯(45度C前後)+水0.6リットル、魚粉…1.5kg、糖蜜10cc、その他適宜(材料はなるべく新しく良いものを選び、もみがらは雨にぬれていないものを使用する。腐敗しているものを絶対に使用しないで下さい。)お湯と水は塩素のはいっていない井戸水か、水道水を一日汲み置きしたものを使用して下さい。
◆手順
タライかビニールシートに米ぬか、油粕、魚粉、骨粉、カニガラ粉等を入れて、よく混ぜ合わせます。
1.糖蜜を少量のお湯(40〜55度)で溶かした後、水を加えて約50倍の希釈液を作る
2.EM1号を入れてEM希釈糖蜜湯を作る
3.混合液をジョウロでかけながら、再び玉にならないように混ぜ合わせたものをギュッと手で握り、手を開いた時に団子のようにならないで、触れるとこわれるくらいの状態が良いです。(水分割合40%前後)
4.密閉容器にいれ、空気が入らないように、手で材料をおさえるように詰め込みます。容器一杯になるようフタをきちっとします。その場合足でカチカチに踏んでおくことをお勧めします。上が少しあいたばあいはさらに米ぬかを入れ、容器一杯にして下さい。
5.材料をいれた密閉容器は、直射日光のあたらないところに置き、中の材料を発酵させます。発酵温度の適温は25〜30度で40度以上にならないようにします。発酵期間は気温によって違いますが、夏で7〜14日、冬は湯たんぽ形式(密閉できる瓶等にお湯を入れて、容器の中心部に置く)加温し、初期温度を確保します。その後2〜3週間で甘酸っぱい乳酸発酵臭がしてくると出来上がりです。時間があれば、さらに熟成させると一層乳酸発酵が進んだよいEMボカシになります。 |
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