基本的には、酢と焼酎と黒砂糖、EM1号などを混ぜたもので「ストチュウ」とよばれています。ストチュウ(EM5号と呼ばれる場合もあります)は7〜15日間で定期的に噴霧器で葉面散布します。

ストチュウは、無農薬栽培で病害虫対策用に使われている葉面散布剤です。あくまで病害虫の発生を予防することを目的にしていますが、大量発生した後にストチュウを葉面散布しても効果は薄いものの、病気や害虫のなかには治療的効果があったり生理障害を起こして死ぬものもいます。また、ストチュウに虫の嫌う物とか葉面散布して効果のあるものを併用すると、より一層効果を高めることができます。
農薬以外はストチュウに何を混ぜても問題はありません。(農薬も病害虫によっては散布しなければならない場合があると判断された場合は混ぜても構いません)

◆作る(培養する)容器
色々な容器で培養が可能ですが、液肥の入っている容器が一番適当だと思います。それなりの量を作る場合はポリタンク、少ない場合はペットボトルで結構です。容器は何でもよいのですが醗酵して膨張しますのでガラス瓶は危険ですから不可です。

◆材料(20リットル作る場合)
糖蜜  1.5  水に溶けにくいので、お湯で溶かす
焼酎  1.5  乙類アルコール度35度のものがよい
果実酢 1.5  醸造酢(例:米酢、リンゴ酢)
EM1号 1.5 微生物が死なないように35度以上の液に混ぜないように注意する
水   14.0 基本的には、井戸水を使用する。ない場合は汲み置きを使用して下さい
ストチュウ液に木酢液、にんにくエキス、唐辛子エキス、牛乳(成分無調整で低温殺菌のものを使用)を加えるとさらによい

◆手順
1.糖蜜(1.5)を40〜50度のお湯に溶かした後、残りの水を入れ糖蜜液をつくります(温度を下げるため)
2.その液の中に果実酢(穀物酢などの醸造酢でよい)(1.5)と焼酎(1.5)を入れてよく混ぜ合わせる
3.湯の温度が35度以上でないことを確認し、最後にEM1号(1.5)を入れる。混合液をポリ容器に入れ、栓を締めて常温の部屋に置く
4.容器に満タンになるまで水を加える。

A.気温との関係があるが、15〜30日前後でガスが発生し、
  ポリ容器がふくらむ。栓をゆるめてガス抜きをして、すぐ
  栓を締める。
* ポリ容器の中に余り外気がはいらないようにして下さい。腐敗を誘引します。

B.仕上がりの目安はガスがほぼ発生しなくなること(時々容
  器をふると発酵が促進される)。その善し悪しは、鼻にツ
  ンとくる甘酸っぱい芳香(エステル臭)の有無確認できる。

◆「使用法」
1.水で、500倍以上に希釈して、作物に葉面散布する。
5.その際に、糖蜜を足したり、木酢液、にんにくエキス、唐辛子エキス、牛乳、青草醗酵液等を加えて、希釈液を噴霧器に入れ、葉の表・裏面や枝に葉面散布します。

使用する場合に試用期間は、嫉く6ヶ月が目安(エステル臭がなくなれば効果はありません)保存場所は、納屋、台所の流しの下など冷暗所で、一日の温度変化が少ない所がよく冷蔵庫での長期保存はよくありません。*5度以下の長期保存は不可。

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